中国在住サラリーマンの徒然なる日々

中国在住日本人サラリーマンが綴る中国ブログ。日々の生活の中で感じた取り留めもないこと、現地在住者ならではのリアルな生活情報などについて発信していきたいと思っています。ご連絡はTwitter(@superflyer2015)経由でお願いします。

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(移住検討中の方へ)中国生活のリアルと移住時の注意事項

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当サイトはエンターテイメントブログであり、基本的には日本在住の方が読んで純粋に楽しむことを目的にしています。ですから例えば、中国への移住を真面目に検討しているような方にとって参考になるものではありません。

 

しかしながら、最近以下の記事に移住を検討されている方からコメントをいただきまして、そういった読者の方もいらっしゃるということを知りました。

 

chinalover.hatenablog.com

 

そういった真面目な方向けに普段書いているわけではないので、変に誤解を与えてしまっていないか心配になり、今回筆をとることに急遽決めました。

 

ということで、今回は、中国移住を検討中の方向けに、中国での実際の生活について簡単に紹介してみようと思います。おふざけ無し、かつ、できる限り私見を排除し中立的な立場で真面目に書いてみたいと思います。

 

なお、中国は非常に広大であり、地域によって各種慣習やルールは大きく異なります。ですから、あくまで北京の例だと思ってお読みいただけたらと思います。

 

それでは、まずは生活する上で最も基本的な事柄である衣食住の話から始めたいと思います。

 

衣類


北京なら基本的には衣類に関しては何でも手に入ります。ユニクロやZARAも普通にあります。ただ、衣類に限らず、中国においては輸入品は基本的に高価なので、一時帰国の度に日本から良質なものを持ってくるのが一番かと思われます。

 

タオルやベッドのカバー等のリネン類に関しては、その辺のスーパーにて簡単に変えますが、安価な分、質はあまり良くはありません。しかしながら、普通に使う分には十分であり、不満を感じるようなレベルではないので心配いりません。

 

洗濯に関しては、日本と同じで、普通に洗濯機で洗い、干すだけです。北京の場合、大気汚染が酷い時期は室内干しにした方が安心かと思われます。

 

食事


中国国内でも地域差が大きいようです。北京の場合、味の濃い油っぽい料理、辛めの料理が多いです。味に関しては、合う合わないあるかとは思いますが、日本人であれば苦労することはまずありません。中国に移り住んだ欧米人に聞いても、自国よりも食文化に関して中国の方が豊かだと言う人が多いです。

 

また、現地民の中には自炊をしている人が非常に多いです。スーパーでは安価で様々な食材を購入することができます。

 

一点注意すべきなのは、中国では基本的に生野菜や生魚は全くもって一般的ではないということです。それらに関しては、多分もう諦めるしかないのではないでしょうか。一時帰国した際に楽しむものと割り切るのが賢明かと思います。

 

住環境


こちらでごく一般的な住居に関して言えば、やはり質は低いです。とにかく覚悟するべきなのは、バスタブがないのは当然として、シャワーブースは独立していないということです。基本的には、便器のすぐ近くにシャワーを浴びる場所があり、便器を見つめながらシャンプーをしたりすることになります。ただ、実際のところこんなのはすぐに慣れます。住む物件によっては、トイレットペーパーを流せない場合もありますが、やはりこれもすぐに慣れます。インドに住んでいる友人は常に手で処理しているそうですが、やはり慣れればどうというものではないそうです。

 

トイレとシャワーを除けば、他はそうそう問題はないかと思います。北京の冬は常に氷点下で非常に寒いのですが、セントラルヒーティング(的な暖房システム)がどこでも採用されているので、室内は非常に暖かいです。日本の木造住宅に住むよりも冬はだいぶ快適だと思います。

 

あとこれは北京や上海等の大都市に特徴的な話ですが、やはり不動産の価格は非常に高く、賃貸物件の賃料もかなり高めに設定されています。なので、現地人の中にはルームシェアをしている人が非常に多いです。家賃を少しでも抑えたい場合は検討してみても良いかもしれません。ルームシェアと言っても、一部屋に二段ベッドを設置して複数人で住むような形態から、寝室は別でリビングと水回りのみ共用な物件等、様々なものがあります。

 

衛生用品


住環境に加え、これに関して心配する方も多いかと思いますが、はっきり言って全く問題ないと思います。これらに関しては値段がピンキリで、例えば、高めのトイレットペーパーやティッシュペーパーなんかは日本のものよりも明らかに質が高いです。

 

シャンプーやボディーソープに関しても、日本の市場価格の倍額出せば、輸入品の購入が可能です。マスクも3M製のしっかりしたものが売っていますし、夜のお供なあれに関しても、岡本製の商品が普通に購入可能です。男の私が書くのもあれですが、女性用のナプキンなんかに関しても、一昔前とは違い、現在は質の高い商品がごくごく普通に手に入るそうです。

 

ということで、移住時に持ってくるべきものについて聞かれても、私には特に思いつきません。強いて言えば、この国ではウイスキーがなかなか手に入らないので、私は次回の一時帰国時には、ウイスキーとお気に入りのつまみをいろいろと持ってくるつもりです。

 

治安


地域差があるとは思いますが、北京に関しては治安は非常に良好です。その辺に公安警察がたくさんいてパトロールをしていますから、女性が一人で夜間に出歩いても全く問題ないかと思います。はっきり言って、東京の繁華街の方がよほど治安は悪いです。

 

注意すべきなのは交通事故です。中国人の運転マナーはちょっとびっくりするくらい悪いです。交差点を渡る際等にはくれぐれも気をつけてください。逆に言えば、十分気をつけていさえすれば問題ないかと思います。誰だって事故なんて起こしたくはないわけですから。

 

言語


中国で話されているのはもちろん中国語であり、北京語、普通話などとも呼ばれています。大都市において、外国人の受け入れに慣れている会社等で働くのなら問題ありませんが、そうでないのなら、渡航前にある程度習得しておくことを強くお勧めします。

 

私は中国語は一切できないので常に英語で凌いでいますが、これがいつでも可能だと思うのは非常に危険です。私の場合、英語が話せる中国人が会社にたくさんおり、何でもかんでも彼らに頼っているというただそれだけの話です。実際のところ、英語が一切通じないシーンは非常に多いので、とにかくこちらに移ってくるのなら、言語に関してはある程度事前に勉強しておくべきです。日常会話に限って言えば、文法が英語に似ているし、日本語に比べれば習得は決して難しくはありません。(話せない奴が言うなよという話ではありますが、、、)

 

それでは次に、渡航及び就労に関係したもう少し細かい話をしたいと思います。

 

ビザの取得


中国で15日間を超える滞在をする際にはビザが必要になるわけですが、一般的には、「中国ビザの取得は難しい」と言われているそうです。

 

ただ、私自身の経験としては、非常に簡単でした。書類を持ってビザセンターに足を運ぶだけでしたから。書類の記入ミスなんかがあっても、その場で直してすぐに受理してもらえましたし。

 

多分厄介なのは、中国の就労先に書類を用意してもらうのに時間がかかることが多いという点だと思います。例えば、あなたが中国の企業に就職することになった場合、その会社が各種書類を作成し、公的機関から承認を得る必要があるのですが、このプロセスに数ヶ月かかるなんていうのはザラです。実際に私の知り合いの日本人は半年程度かかったそうです。私の場合は3か月くらいだったような気がします。しかしながらこれはどこの国に移る場合でも似たようなものです。とにかく早めに手続きを開始することをお勧めします。

 

なお、家族用のビザの取得は非常に簡単だと聞いたことがあります。私にはあまり関係のない話なので、詳しくは知りませんが。

 

就職先の選定


そもそも働き口があるのかという話ですが、いくらでもあります。現在、中国政府は外国人をどんどん雇って国際化を進めようとしており、多額の税金を投入しています。なので、移住したくても仕事がない、なんてことにはまずならないと思います。

 

待遇に関してはピンキリですから、ここに書いても意味はないと思います。例えば、私は何のスキルもないただの中年オヤジであり、現在の月収は10万円あるかないかですが、あなたに何らかのスキルがあれば、年俸2,000万円なんていうのもこちらではザラのようです。そういう国です中国というのは。

 

医療保険


健康保険に関しては、本当に謎です。なんでも、地域ごとにシステムが異なるのだとか。なので、とりあえず日本でしっかりとした旅行傷害保険に加入しておくことを強くお勧めします。中国にも公的な保険制度はあるにはあるようですが、どうも足りない分を民間企業の商品を購入して補うのが一般的なようなので、移住後に検討すれば十分だと思います。私は、北京市の公的保険に加え、民間会社の保険商品を事務さんの指示に従って購入しました。保障内容等は全部中国語で書かれていたので一切理解できませんでした。

 

年金


これに関しても謎です。周囲の人に聞いても、誰も知らないのです。就労先でよく確認されることをお勧めします。私のケースでは、「一切もらえない代わりに一切払う必要もない」と事務さんから言われました。

 

税制


これに関しても詳しくは知りませんが、毎月の給料から所得税は源泉徴収されています。事務さんに確認したところ、確定申告の必要はないそうです。ただ、就労先によっては必要なのかもしれません。やはり着任後によく確認しておいた方が良いだろうと思われます。

 

中国生活における楽しみ


これも居住地によるとは思いますが、北京ならお洒落なバーなんかもたくさんありますし、綺麗なショッピングモールも普通にあります。観光名所も多いです。日本人会もありますから、そこに加入して日本人と交流するのも悪くないかと思います。他にも、ネットを使えば在住日本人や日本語が話せる中国人と簡単に知り合いになれますから、早めに友達を作るのが一番だと思います。

 

あとは、こちらで恋人を作るのもいい案だと思います。例えば、こちらの女性は気が強い面があるものの、愛嬌があって素直なので、長く良好な関係を築ける可能性も高いのではないでしょうか。こちらの男に関しては、がさつな面は否定できないものの、とにかく一途なので、付き合えばずっと優しく守ってくれるような気がします。

 

他には、中国は本当に広大なので、生活が落ち着いたら国内をいろいろと旅してみるのも悪くないかと思います。いろんな場所を巡っていたら、数年くらいは簡単に過ぎてしまうのではないでしょうか。

 

中国に移住すべきか?


最後に、「中国に移住すべきか?」を聞かれた際に、私がどう答えるかについて書いて終わろうと思います。

 

まず、私に聞かない方が良いです。私は別に好きでここにいるわけではなく、仕事上の理由で仕方なくいるだけですから、そもそも中国にも中国人にも興味がありません。なので、とてもではありませんが、適切なアドバイスなどできません。

 

もっと言えば、私はそもそも外国にも外国人にも特に興味はないので、海外移住に関してどうこう思うこともありません。海外在住日本人に関しては、「せっかく世界一美しい国にいるのに、よくもまあ外に、、、」くらいにしか思っていません。

 

ただこういった「本音」は置いておくとして、背中を押して欲しい人の背中は積極的に押すし、引き止めて欲しそうな人のことは積極的に引き止めます。極力、相手が求めていそうな言葉をプレゼントするようにしているわけです。

 

そもそも、どこでどんな幸不幸が待っているかなんて私にはわかりませんからね。例えば、中国の地方都市で月収5万円の貧しい生活を送ったとしても、仮にそこで素晴らしい異性との出会いなんかがあったら、もうそれは金では買えない価値になるわけです。逆に言えば、1億円の年俸をもらいつつ六本木のタワーマンションに住んで毎日高級レストランで食事をしていても、本当の愛情なんかを知らなかったら個人的にはそれは魅力的な人生には思えないのです。とまあ貧乏人の僻みはこのくらいにしておきますが、兎にも角にも、どこで何が起こるかはわからないわけです。

 

ということで、皆さん、最終的にはご自身でお決めになってください。
決断して動いて、仮にそれが間違った選択だったと後々気付いたとしても、他者のせいにするべきではありません。
一度きりの人生、全員がプレイヤーです。
成功する人がいれば失敗する人もいるし、そもそも成功とは何か?失敗の定義とは?なんて話もあります。

 

最後の最後に、私がよく口にする言葉を書いて終わりにしましょうか。

 

全てのプレイヤーにチャンスを

 

皆さんの幸運を願って。