ふと思い立ち、北京一の繁華街として有名な「王府井」という場所に行ってきました。
「王府井」の場所
中国の首都である北京市は、街の中央に故宮や天安門があり、それらを囲むようにリング状の高速道路が何重にも走っている「玉ねぎの断面図のような形」をしています。
繁華街の多くは故宮の周囲に分布しているのですが、その中でも最も有名で北京一と言われているのは「王府井」と呼ばれるエリアです。
地下鉄1号線の「王府井」駅から北に真っ直ぐ「王府井大街」という目抜き通りが延びていて、その通り沿いにデパートやショッピングモールが多数分布しています。大部分は歩行者天国なので、安全ですし開放感があります。
私は北京市の端の方の寂しいエリアに住んでいて、普段あまり街の中心部には出かけないのですが、今回気分転換を兼ねて行ってきましたので、以下写真をメインにご紹介したいと思います。
観光客気分を満喫!
ということでやってきました「王府井」!
地下鉄を降りて地上に出ると、、、うっ、、、空が、、、(笑)
この日は空気の状態が微妙でしたが、まあ秋の後半から春の前半にかけてはもう仕方ありませんね。夏は普通にきれいな青空が見られますから、訪れるならやはり夏がベストです。もっとも、冬はすごく寒く夏はすごく暑いのが北京なわけですが、マンゴーかき氷のお店なんかもありますから、暑さはまあそう問題にはならないのではないかなと。
この日は地下鉄の駅を起点として、王府井大街を南から北へのんびり歩いてみました。
海外でマクドナルドの「M」を見るとつい安心してしまいます。もっとも、いかにも体に悪そうなので私は基本的に利用しませんが(笑)
こちらは大きな本屋さん。
北京を訪れた際のお土産の定番はやはり「中国茶」ということで、お茶屋さんがたくさんありました。
KFCも、中国にも普通にあるんですね。
北京のグルメと言えば「北京ダック」!
こちらは超有名店です。
ベンチもところどころに設置されているので、買い食いしている人も多かったです。
こちらは「王府井小吃街」。食べ歩きが好きな人にはもってこいです。
溶かした飴でコーティングしたフルーツが人気のようで、歩きながら食べている人が多かったです。
規模の大きなデパートもかなりの数あるので、ショッピング好きな方はテンションが上がるのではないでしょうか。
この「apm」という施設の中には、飲食店がかなりの数入っています。食事の際には迷うこと間違いなしですね。
世界で最も有名な小籠包レストランである「鼎泰豐」(ディンタイフォン)もあります。わざわざ台湾まで足を運ぶ必要はないわけですね。もっとも、日本にも支店はたくさんありますが(笑)
ちなみに、高級品を扱うデパートばかりではなく、こんな感じのお手頃価格な雑貨屋さんも普通にありますから、誰でも楽しく過ごすことができます。
私の将来の夢はiPhoneを買うことなのですが、アップルストアがものすごく目立っていました。
さらにもう少し北に進むと、教会「天主堂」がありました。
私はガイドブック等は基本的に読まない人間なので、こんな場所があるとは知らず驚きました。非常に美しい教会で、何と言うか、、、心にグッとくるものがありました。中国にもこんな素敵な教会があったんですね。
教会を過ぎ、もう少しだけ歩くと今宵の宿に到着です。
家に帰るのが面倒なので、ホテルに泊まることにしたのです。宿泊レポートに関してはメインブログの方で記事にしましたので、興味のある方は是非チェックしてみてください。
チェックイン後、最近疲れが溜まっていたのでマッサージを受けようと思ったのですが、1時間で1万円以上と地元民的にはかなり高くて躊躇してしまいました。そこでネットで調べてみたところ、徒歩圏内にもう少し安価で評判の良いマッサージ屋があることがわかり、試してみることに。
美人マッサージ師さんの質の高いマッサージに癒され、外に出ると既にかなり暗くなっていました。食事はルームサービスで済ますことに決め、ホテルへ戻ろうとしたところ、いかにも中華な音楽で楽しそうに踊るオバチャンの集団に遭遇しました。
ちなみに、この場所の隣はティファニーでした(笑)
先ほどの教会の前を通りかかったところ、雰囲気が大きく変わっていてびっくり!
非常に美しくライトアップされ、前の広場はダンスホールになっていました。
中国にはこんな場所もあるのだなと、、、軽く感動してしまいました。
この後、ホテル近くのセブンイレブンでお酒を買い込み、部屋でのんびり食事を楽しみ、一人で寝るには大き過ぎるベッドで眠りに落ちました。
感想
なんだか、海外在住者として初めて少しまともな記事をアップすることができたような気がしますが、いかがでしたでしょうか。
中国というのは人口も国土も日本とは比べものにならないくらい規模の大きな国なわけで、見方を変えると、何に関しても「ピンキリ」なのだと思います。北京には、出稼ぎ労働者やチャイニーズドリームを夢見て地方からやってきた人たちがたくさんいて、ホームレスがたくさんいれば大富豪もたくさんいるわけです。物価に関しても、安いものは安いし、高いものはびっくりするくらい高い。中国茶だって、お手頃価格に思えるものがあれば、少量でも日本円で万単位するような極めて高価な品も当たり前のように売られています。そんな中、それぞれが身の丈に合った楽しみ方で休日を過ごす姿がそこにはありました。
まだまだ私は北京という街のほんの一部しか知りませんが、もしかしたら、なかなか面白い街なのかもしれません。
今回は思い切って生活圏を飛び出してみたわけですが、いい気分転換になりました。