中国在住サラリーマンの徒然なる日々

中国在住日本人サラリーマンが綴る中国ブログ。日々の生活の中で感じた取り留めもないこと、現地在住者ならではのリアルな生活情報などについて発信していきたいと思っています。ご連絡はTwitter(@superflyer2015)経由でお願いします。

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中国のリアルなトイレ事情

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特に興味はなくても、私のように仕事上の都合で中国への出張や現地での中長期滞在が避けられない日本人は近年少なくないかと思います。

 

訪中に際して心配事の一つとしていつも付き纏うのはトイレの問題だと思いますので、現在私が置かれている状況について今回はご紹介したいと思います。あくまで私の周囲という極めて限られた環境での話であり、一般的に当てはまる話ではありませんから、そのつもりでお読みいただけたらと思います。

 

私が置かれている環境


まず、どんな環境の話かをはっきりさせておく必要があるかと思います。

 

私が今いるのは北京市の外れで、とても大国の首都とは思えないような何もない場所です。観光客が訪れることも決してないようなところで、道路も商店もレストランも、何もかもが汚いです。地面の舗装もしっかりしていないので、赴任時に重いスーツケースを引いて歩く際には苦労しました。

 

ただまあそうは言っても、北京市内ということで地価は恐ろしく高いそうですし、同僚曰く中国の田舎に比べればここでも大都会なのだとか。

 

東京の山手線の輪の中を「中心部」と定義するなら、ここは「小岩」や「成増」や「三鷹」みたいな位置付けでしょうか。もちろん、住環境は極端に異なりますが。

 

ということで、以下はそんな大都市のちょびっとだけ郊外なエリアでの話です。

 

職場編


まず職場のトイレですが、ちょっとあり得ないくらい臭いです。この世にこんなにまで臭いものがあるのかと思ったくらいです。もうどうしようもないので、私は毎回口で呼吸するようにしています。文章ではあの地獄のような臭いが伝わらないのが残念で仕方ありません。

 

「また大袈裟な、、、」と思ったあなた、あなたは多分まだ本当の「臭み」というものを知らないのです。

 

なぜそんなに臭いのかというと、紙が流せない(というか、流すことを禁止されている)からです。拭いた紙はゴミ箱の中に入れるのですが、そのゴミ箱には蓋がないので臭いを閉じ込めるシステムが存在しないわけです。

 

台湾にいた時も紙は流せなかったのですが、一日に何度も掃除のおばちゃんがきれいにしてくれていたので、臭いが気になるということはそんなにありませんでした。MRT(地下鉄)の駅構内にあるトイレなんかは非常に臭いましたが、それでもここほどではありませんでした。なぜここはこんなにまで恐ろしく臭いのでしょうか。本当に謎です。なお、うちの職場には掃除係のおじさんがいますが、トイレ掃除は一日一回みたいです。

 

私は男ですが、個室は和式と洋式の半々です。最近の日本人は和式便所なんて見たこともないでしょうから、こっちに来たら驚くかもしれません。ちなみに、台湾には数年間住みましたが、一度も和式は見かけませんでした。

 

あと紙ですが、個室の中にはありません。しかし個室の外の壁にデカいロール紙がセットされているので、そこから必要なだけ取って個室に入れば問題ありません。

 

「紙は本当にどうしても流せないの?」と気になった方がいるかもしれませんが、私にはちょっとよくわかりません。ただ、実験するのも怖いですし、誰かに迷惑をかけるわけにはいかないので、今後も試してみるつもりはありません。台湾では「実験」してみたところ流せたので職場では私は毎回流していましたが、私も歳をとったのか、冒険心がなくなってしまったようです。

 

アパート編


さて、それでは次に私が暮らすアパートの中のトイレについて書いてみたいと思います。

 

私が現在住んでいるのは今にも崩れ落ちそうなボロアパートです。崩れ落ちそうというか、壁なんかは部分的に既に崩れ落ちているし、階段等の公共部分はもちろんのこと、どこもかしこも砂と埃だらけで非常に汚いです。窓なんかの建て付けも劣悪で、隙間から蚊等の虫が入ってきて夜は眠れなくなるので、現在対策を考えているところです。

 

肝心のトイレですが、ここに貼り付けようと思って写真を撮ったものの、画面上であらためて見たら先ほど食べたラーメンがこみ上げてくるのを感じたので断念しました。そのくらい汚いです。便器って、基本的に白いじゃないですか。黒いんですよ、結構な部分がなぜか。

 

トイレットペーパーに関しては、もちろん流せないだろうと思ってしばらくの間は流さないようにしていたのですが、たまたま同僚を部屋に入れる機会があり、チャンスと思って思い切って聞いてみたところ、彼は一度水を流し、それをじっと見つめた上で「これなら流して大丈夫だよ」と一言。それ以降はずっと普通に紙も一緒に流しています。私は台湾生活が長く、それなりに見極める目は持っているつもりだったのですが、うちのトイレがかなり変わった水の流れ方をするため、判断がつかなかったのです。やっぱり現地人に言われると安心できますね。

 

注意事項


ということで今回のトイレレポートは以上です。

 

実は私はまだほとんど家や会社から出ていなくて、商業施設等にもほとんど行っていないので他のトイレに関してはわかりません。それに、最近は外の空気が汚く、目に刺激を感じたり夜になると軽く咳が出たりするようになってしまったので、外出は極力しないで暮らそうと思っています。なので、私の中国トイレに関する情報が今後アップデートされる可能性は低い気がします。

 

とりあえず、基本的には「紙はない」かつ「流せない」なので、この国を訪れる際にはくれぐれも注意してください。あと、便器は超絶汚いことが多いそうなので、なるべく和式を使った方が良いかと思います。ガイドブックには「便器を拭くシートを持ち歩くべき」なんて書いてありますが、拭いてどうにかなるレベルかどうかはわかりませんし、拭く気すら失せるレベルに遭遇する可能性も高そうな気がします。

 

あともう一点、私は北京のことしかわかりませんが、食べ物に関しては結構日本と違うなと感じています。ざっくり言えば、油ギトギトで塩味の強い食べ物ばかりです。慣れないものを食べればお腹を壊すリスクも当然高まりますから、胃腸薬の持参はもちろんのこと、安過ぎるものには手をつけない等自衛も必要かなと思います。もちろんこれは中国に限った話ではなくて、海外旅行全般に言えることだとは思いますが。

 

最後に


最後にトイレットペーパーの質に関してちょっとだけ。流さない前提なので、日本のそれよりも分厚くしっかりしていて、これに関してははっきり言ってかなり気に入っています。日本のものは薄過ぎて、お腹を壊した時なんか特に貫、、、いや、何でもないです。

 

とまあ今回はちょっと汚い話でしたが、いざ海外で暮らすとなったら、本当に心配になるのは食べ物の味でも娯楽施設の有無でも何でもなくて、治安や住居のセキュリティー、医療機関、そしてトイレだったりしますからね。

 

こんな場所に住んでこんなトイレを毎日使う生活が待っているなんて、毎日ウォシュレットを使って、美味しくて体に良いものを食べ、夜は湯船に浸かり清潔なベッドで安心して眠っていた10年前の自分には想像すらできなかっただろうなと、、、

 

なぜかある日東京までやってきた獏が私の現実を間違って食べちゃって、私はそれを取り戻すために今回中国にやってきたのかな、、、なんて思っています。