中国在住サラリーマンの徒然なる日々

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北京で違法タクシーを利用してみました

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先日、北京市内にて止むを得ず違法タクシーに乗る機会がありましたので、今回は読者の皆さんに周知することを目的としてその時のことを書いてみたいと思います。

 

北京のタクシー


まず一般論として、「海外のタクシー」というのはそもそもあまり安全ではありません。外国人旅行者からぼったくろうとするようなドライバーは決して少なくありませんし、女性の場合は強姦のリスクもあります。ですから、そもそも個人的には海外でのタクシー利用はあまりお勧めできません。利用せざるを得ない時は、なるべく複数人で利用する等の自己防衛策が重要です。

 

残念ながら、北京のタクシーに関しても色々と問題があるのが実状で、私の知人の中にも被害に遭った人が何人もいます。具体的には、ある人はタクシーで目的地に向かっていたところ、ドライバーが少し寂れた場所で急に車を止め、知らない男が乗り込んできたそうです。もちろん二人はグルで、その場でお金を要求されたのだとか。別の知人は、支払い時に100元札をドライバーに渡したところ、「これは偽札だから別の札に替えてくれ」と言われ、このやりとりを何回か繰り返した結果、後ほど巧妙に偽札にすり替えられていたことがわかったそうです。

 

その他、北京で要注意なのは「白タク」です。これは私も利用したことがありませんが、存在そのものが違法なので絶対に利用は避けましょう。正規のタクシーのナンバープレートは「京B」となっているので、乗車時にそれを確認することが重要です。

 

ただ、ナンバープレートが「京B」だから安心、とは言えないというのが実は今回のお話です。

 

違法タクシーの実態


先日、私は深夜便を利用するため、自宅から北京首都国際空港に鉄道で向かっていました。

 

しかしながら、当日はバタバタしていて家を出るのが遅くなってしまい、その結果、地下鉄の東直門駅を22:30発のエアポートエクスプレスの終電を逃してしまいました。ほんの数分の差でエアポートエクスプレスの改札が閉まってしまったのです。

 

仕方なく、タクシーを捕まえようと地上に出たところ、10人ほどのタクシー運転手が一斉に集まってきました。嫌な雰囲気は感じつつも、その辺に停まっていたのは明らかに正規のタクシーでしたから、最初に声をかけてきた若い男性に着いて行ったところ、スーツケースをトランクに積み込む際に行き先を確認され、スマートフォンの電卓アプリで「385元(約6,400円)」と提示されました。

 

この時点でメーターを使う気がないことは明白なわけです。「そんな額は払えない」とドライバーに伝えたところ、「それじゃあいくらならいいんだ?」と聞かれました。「ここからなら70元(約1,200円)くらいだろう」と言うと、「電車だって25元(約420円)もするのにそんな額で行けるはずがない」と呆れられてしまいました。すると、ドライバーはうんざりした表情で、「それなら100元(約1,700円)でどう? これなら高くないだろ?」と言ってきたので、お願いすることに。ただ、スーツケースをトランクに詰め込むと、私が利用する便の出発時刻までまだ余裕があることを確認した上で、今度は「5分だけ車内で待っていてくれ」と言ってきます。仕方なく待っていると、私同様エアポートエクスプレスの終電を逃した女の子3人組を連れてきました。要は、相乗りさせて稼ぎを増やそうという魂胆なのです。

 

後部座席に私は乗っていたので、女の子2人を詰め込まれ、正直狭くてイラっとしたのですが、体が触れるか触れないかの距離にいる隣の女の子がびっくりするくらい可愛いかったのです。薄着で透き通るような白い肌、長い黒髪からは頭がクラクラするようないい匂い。ドライバーに文句を言う気など一瞬でどこかに飛んで行ってしまいました。

 

道中、ドライバーのお兄さんはEDMを流してノリノリ。そりゃそうでしょう。たった20分ほどのドライブで400元(約6,700円)も稼げるわけですから。

 

正規のタクシー乗り場で我々を降ろすのはマズいと思ったのか、一般送迎用のエリアで降ろされ、WeChatPayで100元送金し、満面の笑みのドライバーと別れました。

 

教訓


そんなわけで、正規のタクシーなら確実に信用できるのかと言うと、そうとは言い切れないわけです。

 

北京は中国政府のお膝元ということで、治安維持には非常に力を入れていますから、凶悪犯罪はあまり起きないと言われています。ただ、こういったちょっとしたぼったくりのような事案は少なくないように思えます。

 

今回、最初に提示さえた金額は正規料金の5倍くらいですから、まあ誰にでも払える程度の額ではあります。あくまで交渉ですから、その額を支払って利用をするのも利用者の自由です。ただ、やはり地元の者でないと相場がわからないことが多いので、旅行者の方は事前にインターネットで情報収集をするなどとしておくと無駄金を払わずに済むのではないでしょうか。

 

今回のケースでは、私は実質的には数百円程度多く支払うことになっただけですからまあ問題ないのですが、こういうこともあるということだけは知っておいて損はないかと思います。国を問わず、海外でタクシーを利用する際には若干気を引き締める必要があるのかもしれません。