気付けば12月。北京に本格的な冬がやってきました。
足早に過ぎ去った秋
私はこちらには夏が終わった頃にやってきたのですが、とにかく北京の秋はびっくりするくらい短いですね。驚きました。
葉っぱの色が変わったなと思ったら散り始めて、散り始めたなと思ったら一気にスピードアップ。表現が難しいのですが、バッサバッサと大量に葉っぱが降ってくるのです。
ちなみに、そんな秋に撮った一枚がコチラ。
なかなかいい写真だと思いませんか? お気に入りの一枚です。
現在はもう葉は皆無で、枝だけが寒風に揺れていてとにかく寒々しいです。
北京で迎える初めての12月
もちろんこの街で冬を迎えるのは今回が初めてなわけですが、やっぱり寒いですね。数ヶ月前までいた台北と比べると20℃くらい低いですから、、、
寒いので、食事に関しては、最近は以前にも増して麺類を食べることが多くなりました。
氷点下の中飲食店に足を運び、牛肉麺の熱いスープを一口啜る。じわ〜っともう体全体に染み渡るような感覚がします。
寒いから、温かさを理解できるんですよね。何に関しても。
最近は仕事が本当に忙しくて、もう色々と余裕がありません。
若い頃だったら、12月なんて最高の月だったのですが。女の子とイルミネーションを見に行ったりして、特にこの時期の東京にはキラキラした思い出がたくさん残っています。
仕事をするだけなら、雪国にいようと砂漠にいようと、まあ大した差はないのでしょう。クリスマスも楽しいことは皆無でしょうから、とりあえず現時点での楽しみはやはり旧正月です。表向き、休みは一週間程度ですが、実際には有休と絡めてもう少し長めに休む人が多く、来年は私もそうするつもりです。この国の祝日は日本に比べて明らかに少なく、我々外国人が海外に出られるのは、実質的には旧正月と国慶節の年二回のみですから、少しでも長めに休まなくてはと思うわけです。
相変わらず友達はいないし、面白いことも一切ありませんが、まあ淡々と日々を生きるしかないのかなと思っています。「海外在住」と言うとちょっと普通ではない印象を与えるのかもしれませんが、現実は本当に地味です。そんなリアルな部分が当ブログを通して伝わるのであれば、私が取り組んでいるこの営みにも多少は意味があるということになるのかもしれません。